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PLACENTA
□□□□□□□□□□ 肝機能の検査値がみるみる良くなる □□□□□□□□□□□□□

 肝臓は、ウイルスの感染やアルコール、過食によるだけでなく、ほかにもいろいろな要因により活性酸素を大量に発生させやすい臓器として知られます。例えば、肝臓では、有害物質や薬物を各種の酵素によって解毒しますが、この時、酵素は活性酸素を生成して、有害物質や薬物に振りかけて無毒なものにしているのですが、活性酸素が過剰に生成されやすいといえます。
 そのうえ何より、私たちの体は、一つひとつの細胞の中のミトコンドリアという小器官で、ブドウ糖と酸素を反応させてエネルギーをつくつており、その際、酸素の約2〜3%が活性酸素に変身するのですが、肝臓は約2500億個の細胞でできているうえ、1個の細胞の中に、このミトコンドリアが2〜3個あり、それだけ活性酸素の生成量も多くなるという具合です。

 このように肝臓は活性酸素の温床であり、肝細胞が酸化により障害され、炎症を起こす危険性はきわめて高いといえます。もちろん、私たちの体は、活性酸素を消去するSODなどの酵素を持っていますし、肝臓にはすぐれた復元力もあって、対抗策には怠りありません。しかし、活性酸素消去酵素の分泌が40歳を過ぎる頃から減ってきて、その減少にともない活性酸素の悪業を防ぐ戦いにも影がさしてくるようになるのです。肝障害が、中高年期から増加する大きな原因のひとつがここにあります。
・・・・・・・・・・・・・・ 肝機能について ・・・・・・・・・・・・・・

 肝臓は、私たちの体のなかの最も大きな臓器で、成人男性で1500gぐらい、成人女性で1300gぐらいあり、約2500億個の肝細胞でつくられています。再生力にたいへんすぐれ、肝臓の60〜70%を取り除いても、残りの30%が増殖を繰り返すことで元に復元することができるほどです。
 なお、肝臓の主な働きは、@代謝、A解毒、B胆汁分泌の3つです。肝臓は、約200種類の酵素を使って、500種類以上の化学処理を行なっている”一大化学工場〃といえます。なお、肝臓は体内の血液の10%以上を蓄えている ” 血液の貯蔵庫 ” でもあり、体内を 流れる血液の調節もしています。

 代 謝  解 毒 ● 胆汁分泌
 食事から得る栄養分を化学処理して、人間の体に役立つ栄養分につくりかえる働きを「代謝」といい、肝臓で糖、タンパク質、脂肪の3大栄養素の代謝が行なわれます。
 その結果、体が必要とする以上に余分が出れば、蓄えたりもします。ビタミンやミネラルにしても、体内で働けるように、肝臓で活性化されてから、全身に送り出されます。
 毒物や有害物質などを解毒し、排泄します。アルコールや薬物も異物とみなされ、解毒の対象となります。  胆汁を合成・分泌し、十二指腸で脂肪の消化・吸収や、ビタミンの吸収に働きます。
 また、胆汁は体に毒なビリルビン (黄色の胆汁色素。便が黄色っぽかったり、黄疸で皮膚が黄色っぽくなるのは、この色素のため) やコレステロールを排出する働きもあ ります。

・・・・・・・ 肝炎・肝硬変・肝臓ガンと進行 ・・・・・・・

 肝臓障害には脂肪肝やアルコール性肝炎、ウイルス性肝炎(B型肝炎、C型肝炎など)、肝硬変、肝臓ガンなどがあります。
 脂肪肝  アルコール性肝炎 ● ウイルス性肝炎
アルコールの飲み過ぎや栄養の偏り、肥満などにより肝細胞に多量の脂肪がたまって、肝臓の働きが妨げられる、現代ではたいへんポピュラーな疾患で、超音波の検査をすると、半数以上の人にこの脂肪肝が認められます。 アルコールの飲み過ぎにより、肝細胞に炎症が起こり、肝臓が障害されます。 肝炎ウイスルの感染によって起こる肝炎をいい、肝炎ウイルスの種類により、A・B・C・D・E・G型の6種類が確認されています。普通、日本で問題になるのは、B型とC型で、どちらも血液で感染するのですが、C型は感染力が弱く、一方、B型は感染力が強く、唾液や体液などによって感染の起こることもあります。
 肝硬変 ● 肝臓ガン
肝臓が硬く萎縮して、血液が十分にゆきわたらなくなり、肝臓の機能が低下する状態をいいます。B型肝炎やC型肝炎で、肝細胞の炎症が末期状態になると、肝細胞が破壊され、線維芽細胞 (組織の硬い部分を形成している細胞) に置きかわりますが、これがどんどん増えて、ついには全体が硬くなるとともに、萎縮してしまうものです。
 なお、C型肝炎から肝硬変になる場合が一般的です。
肝細胞にガンが生じる肝細胞ガンを、肝臓ガンと呼んでいます。一般的に、肝炎→肝硬変→肝臓ガンと進行するケースが多く、原因の肝炎のうち、約60%がC型肝炎、約25%がB型肝炎、両者の合併が約5%、そしてアルコール性肝炎が約10%といわれています。それだけに、肝臓ガンの予防には、肝炎の段階で治癒することがより重要です。

 確かに中高年期から活性酸素を消去する酵素の分泌が減ってきますが、だからといってまったくのお手上げというわけではありません。抗酸化ビタミン [ビタミンA・C・E・B群など] や抗酸化ミネラル [セレン、マンガン、鉄、銅、亜鉛など]、その他の抗酸化物質[フラボノイド、カロテノイド、タンパク質、尿酸など] が、活性酸素の消去に働いてくれます。

プラセンタエキスの注射薬
     「ラエンネック」は肝障害に適応


 プラセンタに、活性酸素を消去するすぐれた働きのあることが、動物実験で確認されています。
 プラセンタ(胎盤)の役割のひとつは、胎児を酸化から防御することであり、したがって、プラセンタに活性酸素の消去作用を持つ強力な抗酸化活性成分が存在する可能性があると考えたわけです。
 そして、動物実験の結果から、プラセンタエキスが経口投与でも抗酸化作用を示し、肝臓組織の酸化と、肝障害の発生を抑制することを明らかにしたのです。


□□ インターフェロンと副作用 □□□

 現在C型肝炎ウィルスを完全に除去できる薬は唯一「インターフェロン」 のみで、C型肝炎の患者が使用すると、その20〜30%の人に特効があって、C型肝炎ウイルスの消えることが認められます。
 インターフェロンはそもそも、「ウイルスの感染した細胞は、ウイルスの増殖を抑制する物質をつくる」という考えに基づいて発見された物質で、ウイルスの増殖を抑えるだけでなく、ウイルスの感染した細胞が増加するのを阻害する働きのあることもわかっています。
 しかし、インターフェロンには問題が多く、C型肝炎の患者でもその70〜80%には効かないわけですし (その判定は、2週間ぐらいの投与で判断がつきます)、効果のある人の場合でも、発熱や悪寒、頭痛、筋肉痛、嘔吐、食欲低下、全身倦怠感といった副作用があり、なかには、うつ病や精神分裂症、肺炎、甲状腺機能障害などを発症することもあります。さらに、インターフェロンは高額な薬剤の筆頭格で、経済的負担も無視できません。
 C型肝炎というと、インターフェロンを使うのが常識のようになっていますが、このように、インターフェロンが決して万人に対する特効薬とはいえないことを知っておく必要があるでしょう。
 とはいえ、ウイルス性肝炎は治らない、いつかは肝硬変になって、肝臓ガンを起こすことになるなどと悩んでむやみに落ち込まないことです。
 B型肝炎にしろ、C型肝炎にしろ、ウィルスに感染しただけですぐに生命を落とすことはほとんどなく、しかも肝硬変に移行するまでにおよそ10〜30年の期間があるわけです。そして、症状が進行する原因は炎症を繰り返すことですから、治療としては炎症が起こらないようにすればいいことになります。そうすれば、B型やC型の肝炎ウイルスを消すことができないにしても、症状を軽減し、進行を止めることはできるのです。ウイルスをいたずらに敵対視するのではなく、ウイルスと共存しながら、普通の生活ができるようにするのもひとつの治療方法といえます。

□□ 免疫力が低下すると
        炎症を起こしやすい
 
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 私たちの体はウイルスが入ってくると、これを退治しようとして生体防御システム=免疫システムが働きます。免疫システムが働く結果、免疫細砲とウイルスが攻防を繰り広げることになりますが、免疫細胞の主要な武器となるのが、 ” 両刃の剣 ” の異名を持つ、活性酸素です。活性酸素は適量であれば、敵を殺傷するものの、過剰になると一転、味方をも殺傷してしまう、まさしく両刃を使い分ける存在なのです。ここでは、ただならぬウイルスを殺傷するためとあって、活性酸素を過剰に発生し、その結果、ウイルスのみならず、周囲の細胞や組織も障害(酸化) してしまい、炎症を引き起こすことになりやすいのです。
 つまり、[B型ウイルスやC型ウイルス]と [免疫細胞] の闘いで、[免疫細胞] の武器である活性酸素によって、肝細胞が炎症を起こしたのが、B型肝炎やC型肝炎などウイルス性肝炎ということになります。
 なお、免疫力が弱まっていると、活性酸素は一段と大量に発生し、それだけ炎症を起こしやすくなります。
 ですから、ウイルス性肝炎を発症させないためには、免疫力を高めるとともに、活性酸素を除去することがポイントになります。


□□□□□□□□□□ アルコール性肝炎 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

 アルコール性肝炎は、アルコールの飲み過ぎによって、肝細胞が炎症を起こすわけですが、これは多量のアルコールが引き金になって活性酸素が過剰に発生し、この活性酸素によって肝細胞が酸化されることによるものといえます。
 また、アルコールの飲み過ぎや過食などは、肝臓に脂肪を蓄えることになりますが、同時に活性酸素を大量に発生させることにもなります。脂肪は活性酸素に攻撃されると、過酸化脂質となりますが、これが一筋縄ではいかない曲者です。つまり、過酸化脂質は不安定で攻撃的な存在であるため、何とか安定しようとして、周囲の細胞と反応して、今度はその細胞を過酸化脂質化させてしまいます。すると過酸化脂質化した細胞がまた周囲の細胞をと・・・次々に影響を及ぼしていくのです。クッキング用の油にしても古くなると黒く変色するのは、この連続的な過酸化脂質化の結果です。これが、肝臓で起こっていると考えれば、いかに障害されているかがわかるというものです。

□□□□□□□□□□ プラセンタは肝硬変にも有効 □□□□□□□□□□□

 プラセンタには、肝障害の元凶である活性酸素を除去する作用が確認されているとともに、肝障害の予防・改善を促す、次のような各種の作用のあることがわかっています。
 肝臓全体の働きを強める作用
 肝臓の解毒の働きを促す作用
 肝炎ウイルスに負けない免疫力を高める作用
 アルコールや薬物に対する解毒力を高める作用
 インターフェロンの自己産生を促進する作用
 アルコール性肝炎やウイルス性肝炎などの炎症を抑える作用
 炎症などによる壊れた組織の修復を促す作用
 新しい細胞の形成を促す作用

 そして、プラセンタには、細胞や臓器の再生物質として注目される「肝細胞増殖因子」が含まれ、肝障害の治癒に大きな効果を発揮するものとみなされています。

 肝臓は70%が切除されても、元に戻るわけですが、この驚異の復元力を可能にしているのが、この肝細胞増殖因子であり、肝細胞が炎症などで壊死するのを防ぎ、修復・再生させることがわかってきています。
 そのため、プラセンタは肝硬変の改善にも効果を示すことがわかっています。プラセンタは現在、厚生労働省が承認している医薬品のなかで、肝硬変に効く唯一の医薬品です。
 医学的には、注射などによりこの肝細胞増殖因子の遺伝子を投与する ” 遺伝子治療 ” を実際に、患者に応用するための準備段階にあります。とはいえ、それが本当に医療の現場で使われるまでにはいましばらくの時間がかかるだろうと予測されており、その意味でも、肝細胞増殖因子を含むプラセンタはいますぐにでも手軽に利用できる、たいへん有益で貴重な存在といえるものです。
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